新型コロナウイルスに伴う感染予防対策としての神楽公演が中止となっています。神楽ファンの皆様に神楽を少しでも楽しんでいただこうと、過去に北広島町で開催された神楽大会を期間限定で配信しております。2020年7月31日までお楽しみいただけます。


北広島町神楽協議会会長よりご挨拶



最新配信動画


 
 

平成二十七年度「芸北神楽研究発表大会」
①胴の口明け(雲月女性神楽同好会)

 「胴の口開け」は、太鼓の打ち初めという意味で、神楽舞の最初に行う奏楽だけの儀式舞です。方位や四季を重要視する古代中国の「陰陽五行思想」の法則に基づき、大太鼓は、舞殿の東、南、西、北の四方に配置するのが正式で、天地の安寧や季節の順調な推移を促し、穀物の豊穣などを祈願するための神楽舞です。この神楽舞は、前、中、後の三段から構成され、各段には多くの歌詞を置き、大太鼓を打ちながら神楽歌を歌います。奏楽は、後になるに従って急調子となり、この奏楽には、全ての神楽囃子の基本の型が組み込まれています。

 
 

平成二十七年度「芸北神楽研究発表大会」
②羽白熊鷲(雄鹿原上組神楽団)

熊襲を平定した息長帯比売命は荷持田の里で朝廷の命を聞かず、民を脅かしていた羽白熊鷲の天の鹿児弓、破魔矢の威徳をもって成敗するという物語です。


予定していた動画を配信完了しました。7/31までお楽しみいただけます。


過去配信動画


第28回神楽の里「千代田競演大会」
① 神降し(河内神楽団)

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まず最初にこの舞殿へ神を勧請するのがこの演目です。この舞の中には、神楽の基本的な所作や意味合いがすべて含まれており、それらが応用されて、様々な舞に発展したと言われています。※当日のパンフレットより

 

第28回神楽の里「千代田競演大会」
② 岩戸(上川戸神楽団)

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「古事記」神話の題材を神楽化した舞です。高天原において、素戔嗚命の悪行を嘆いて、太陽の神様天照大神が天の岩戸に籠られてしまいます。そしてこの世は常闇に包まれてしまい、悪神がはびこり次々と悪事が起こるようになります。困った八百万の神々は協議を重ね、天照大神を誘い出し、再び世の中を輝かすために天鈿女命に舞を踊ってもらうこととなりました。外の華やいだ雰囲気が気になり、天照大神が岩戸を少し開けたところ力自慢の手力男命が岩屋をこじ開け、再び天照大神を迎え出し、世の中は光に満ちたされ、もとの平和な世になります。この舞は、翁舞の児屋根命、神舞の太玉命、女舞の天鈿女命、荒舞の手力男命と神楽の舞の技法が全部取り入れられており、神楽の中では最も古くまたとても大切な舞として尊重されています。

 

第28回神楽の里「千代田競演大会」
③ 人倫(河内神楽団)

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身に翼があり自由自在に飛び行く大悪鬼人倫が何万という兵を連れて全国の人々を苦しめていました。14代帝の帯中津彦天皇が自らこれに立ち向かい、ついに退治するという物語です。

 

第28回神楽の里「千代田競演大会」
④ 大江山(旭神楽団)

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平安時代の中期、丹波の国は大江山に酒呑童子という悪鬼が茨木童子、唐熊童子らの手下を従えて立てこもり、村里に出没し良民を苦しめていました。時の帝は武勇の誉れ高い源頼光らに征伐すべく勅命を下され、頼光らは山伏修験者に変装し、大江山へと向かいます。山中にて都からさらわれてきた紅葉姫に出会い岩屋へ案内させ一夜の宿を許されます。頼光らは酒を振る舞い、酔い伏した油断に乗じて酒呑童子らを激戦の末征伐するという物語です。

 

 第28回神楽の里「千代田競演大会」
⑤ 山姥 (春木神楽団)

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院の北面の武士、坂田時行の妻は夫が病に倒れたのち都を追いやられ、息子怪童丸とともに、信州上路山に流れ着き、世を呪い、人をば恨み山賊に身を落としていました。ある時、都において武名高き源頼光が東国の兇賊征伐の勅命を蒙りました。家臣渡辺綱とともに東国へ向かうが、その道すがら上路山にさしかかり、折悪く日が暮れ始めました。頼光主従は山中の人家に宿を求め、休息するがその家こそ山姥の住家でした。夜更けに山姥と怪童丸が頼光主従の部屋へ切り込みますが、あと一歩のところで勘付かれてしまいます。その後頼光主従と山姥親子の戦いとなり、怪童丸が切られそうになるその時、山姥は頼光に命乞いをします。戦った相手が頼光と知った山姥は怪童丸を家臣の一人に加えてほしいと頼み、一人安住の地を求め上路山を去ります。頼光は怪童丸の名を父坂田時行の名を一字取り坂田金時と改め、喜び勇んで都へと帰ったという物語です。

 

第28回神楽の里「千代田競演大会」
⑥ 戻り橋 前編(本地中組神楽団)※特別出演

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平安中期、京では長雨、悪疫、盗賊が横行して不穏な世相が続いていました。大江山の鬼人茨木童子は、夜な夜な都「羅生門戻り橋」に現れては悪行の数々を重ねていました。時の将軍、源頼光は四天王の一人、渡辺綱に鎮圧を命じました。渡辺綱は早速羅生門戻り橋へ赴いたところ、老婆(茨木童子の化相)が傘売りを襲っているところに出会い戦いとなり、茨木童子の変幻自在の妖術に悩まされるも、主君源頼光の加護を得て茨木童子の左腕を切り落とし、茨木童子は逃げ去るという物語です。

 

 第28回神楽の里「千代田競演大会」
 ⑦ 滝夜叉姫(山王神楽団)

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藤原秀郷、平貞盛のため、あえなき最期を遂げた平将門。その娘五月姫は父の無念を晴らすべく貴船の社に祈願をかけ、その満願の日、貴船の神の妖術を授かり、名を滝夜叉姫と改めます。下総の国に立ち返り数多の手下を集め朝廷に背き天下に災いをなすようになります。そのため大宅中将光圀が勅命を被り、陰陽の秘術をもってこれを鎮圧するという物語です。

 

 第28回神楽の里「千代田競演大会」
⑧ 土蜘蛛 (東山神楽団)

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大和の国葛城山に住みつき、天下を撹乱しようと狙っている土蜘蛛の精魂は胡蝶という美しい侍女に身を変え、典薬の守からの使いと偽って病気の源頼光に飲ませる薬に毒を盛って差し出します。倒れた源頼光を見て念願を果たさんとばかりに襲いかかり切りつけますが、逆に頼光によって伝家の宝刀「膝丸」で一刀浴びせられ、精魂の正体を見破られ葛城山へと逃げ込みます。頼光は我が身を救った膝丸の剣を「蜘蛛切丸」と改め、四天王にこの刀を授け土蜘蛛征伐を命じます。卜部季武と坂田金時は蜘蛛のくり出す妖術と応戦しながら遂に精魂を退治する物語です。

 


 第28回神楽の里「千代田競演大会」
⑨ 羅生門(今田神楽団)

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平安中期、京の都は長雨、疫病、盗賊の横行など不穏な世情が続いていました。都・戻り橋で渡辺綱に茨木童子が左腕を切り取られた酒呑童子は、子分可愛さの念に惹かれ、綱の乳母・白妙になり綱の屋敷に入り込み、茨木童子の左腕を取り返します。綱は主君・源頼光の助けを得て戦いますが、鬼たちは虚空飛天の妖術で大江山へと飛び去るという物語です。

 

 第28回神楽の里「千代田競演大会」
⑩ 鬼同丸退治 (八重西神楽団)※特別出演

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平安中期、京の都は長雨、疫病、盗賊の横行など不穏な世情が続いていました。都・戻り橋で渡辺綱に茨木童子が左腕を切り取られた酒呑童子は、子分可愛さの念に惹かれ、綱の乳母・白妙になり綱の屋敷に入り込み、茨木童子の左腕を取り返します。綱は主君・源頼光の助けを得て戦いますが、鬼たちは虚空飛天の妖術で大江山へと飛び去るという物語です。

 

 第56回「大朝神楽競演大会」
① 神迎(枝之宮神楽団)

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神楽を奉納する時にはまず最初舞殿を祓い清める潮祓いに始まる。 そして二番目が神迎えである。東西南北中央の五方を司る神や八百万の神々をこの神楽の座にお迎えするという厳粛かつ最も重要な儀式舞である。

 

 第56回「大朝神楽競演大会」
② 土蜘蛛(大塚子ども神楽団)※特別出演

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 大和の国葛城山に住みつき、天下をかく乱しようとする土蜘蛛の精魂が、胡蝶という美しい侍女に化身し点薬の守からの使いと偽って、病気の頼光に毒を飲ませ殺そうとしましたが、逆に頼光に正体を見破られ、伝家の宝刀「髭切丸」で一太刀浴びせられます。土蜘蛛の精魂は葛城山に飛び去っていきますが、頼光は我が身を救った髭切丸を「蜘蛛切丸」と改め、四天王に刀を授け、土蜘蛛退治をするよう命じます。卜部季武と坂田金時は土蜘蛛の妖術と応戦しながら、見事精魂を退治するという物語です。

 

 第56回「大朝神楽競演大会」
③ 鍾馗(八栄神楽団)

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中国唐の時代、南山のほとりに住んでいた鍾馗という青年が官史の国家試験に落第して憤死したが、死後及第の栄誉を受けたので感激し、その霊が朝廷の守護神となりいつしか疫病祓いの神となって祀られるようになったという伝説があります。  神楽は素戔嗚尊の化身であり鍾馗大神と名乗って、民の命を奪おうとする異国の疫病を退治するという筋になっています。左手に持つ丸い輪は疫病の祓いに用いるアシの輪(ちの輪)で姿なき鬼神をこれで捕まえて右手の剣で征伐するという物語です。

 

 第56回「大朝神楽競演大会」
④ 八幡(小市馬神楽団)

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九州は豊前国、宇佐神宮に祀られている八幡麻呂は、異国より第六の悪魔王、他化自在という悪鬼が我が国に攻めてきてことを聞き他化自在征伐に向かう。  他化自在は、人民の生き血を吸わんとうそぶくのでついに戦いとなり、神通の弓に方便の矢を掛け、これを退治される。  この神楽に登場する八幡麻呂は、品陀和気命(応神天皇)であると云われております。この神は、当神楽団の氏神社である、小山八幡神社の御祭神であり、この神楽は、八幡の神の御威徳を称える神楽であると伝えられている事から、当神楽団ではこの神楽を大切に伝承しております。

 

 第56回「大朝神楽競演大会」
⑤ 葛城山(富士神楽団)

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大和の国・葛城山に古くから住んでいたという土蜘蛛の精魂は、源頼光が重い病になったと聞き、頼光の侍女・胡蝶を取り喰らい胡蝶の姿へと化身します。典薬守からもらい受けた薬を毒薬に替え、頼光に飲ませ襲い掛かろうとした時、胡蝶の正体に気付いた頼光は、枕元にあった源家の宝刀「膝丸」で斬りつけると土蜘蛛の精魂は手傷を負い葛城山へと逃げ帰ります。頼光はその太刀を「蜘蛛斬丸」と改めて四天王に授け、葛城山の土蜘蛛征伐を命じます。四天王は土蜘蛛の流血のあとを追って葛城山へたどり着き、土蜘蛛の妖術に苦戦しながらも、激闘の末めでたく土蜘蛛を退治します。

 

 第56回「大朝神楽競演大会」
⑥ 日御碕(あさひが丘神楽団)※特別出演

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 神代の昔、天照、素戔嗚の誓約の折、剣より生まれし内の一柱「田心姫(たごりひめ)」。父、素戔嗚の荒き気性を受け継ぎ、高天原を追放され、記憶、言葉を失い、出雲の地へと流れ着く。幾年過ぎたか、空に怪き赤雲立ち上るにすべてを思い出した田心姫は、出雲の大社の加護を被り、変事の元凶を尋ねる。無量不変の風に吹き流され、異国より流れ着いた彦羽根は、陸地を定め、我がものとせんと悪逆の限りを尽くす。これを討ち、田心は、羅刹を従えし姫神「十羅刹女」と名乗り、庶民、仏法、幼子の守り神となる。

 

 第56回「大朝神楽競演大会」
⑦ 日本武尊(朝間神楽団)

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熊襲の後段。日本武尊は、「天のむらくものつるぎ」を授かり東国の鎮圧に向かわれた途中相模の海が荒れ狂い妃弟橘姫が海に身を投じ海神の怒りを鎮められたので駿河の国へ安着された。そして賊に焼き討ちされるところを神剣の威徳をもって難をのがれ賊を鎮圧することが出来た。以後この剣を「くさなぎのつるぎ」と改められる。

 

 第56回「大朝神楽競演大会」
⑧ 天神(郷之崎神楽団)

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無実の罪を着せられ九州大宰府に流された菅原道真(すがわらのみちざね)は、その無念を晴らすため随身(ずいしん)を連れて都へと向かう。途中、その思いをあきらめかけるが、随身の説得により再び都を目指す。都に着いた道真は、仇である伴大納言(ばんだいなごん)を見つけ呼び止めるが、伴大納言は大工と偽りその場を逃れようとする。道真は和歌を投げかけ、うまく返歌できなかった伴大納言はついに正体を現し、戦いとなる。道真は天神となり、伴大納言を打ち滅ぼす。

 

 第56回「大朝神楽競演大会」
⑨ 伊吹山(大塚神楽団)

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 倭建命は、尾張の美夜受比売を訪ねます。再会を喜ぶ二人でしたが命は近江の国伊吹山の荒ぶる神を退治せよとの勅命を受けていました。命は美夜受比売の助言を聞かず神剣草薙の剣を持たず伊吹山へ向かいます。妖気が漂う伊吹山についた命は、荒ぶる神の毒気を受けながらも激闘の末、神を打ち取ります。しかし毒気に触れた命は、美夜受比売の元へ帰ることもかなわずその短く壮絶な生涯に幕を閉じます。

 

 第56回「大朝神楽競演大会」
⑩ 塵倫(筏津神楽団)

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 この国に悪災を与える「塵倫」という鬼は、背中に翼を持ち、天空を自由自在に駆け巡ることが出来ました。しかも、神通力を駆使し、戦術にも長けたこの鬼は、数万騎の軍勢を従え、庶民を大いに苦しめました。そこで時の帝、仲哀天皇は、不思議な霊力を発揮するという弓矢を武器に、この恐るべき敵に戦いを挑んで、見事撃退するという物語です。

 

第56回「大朝神楽競演大会」
⑪ 大蛇(石見神代神楽上府社中)※特別出演

 
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神歌「青草を結ひ束ねて蓑笠を作り初めます須佐之男の神」 高天ヶ原を追われた須佐之男命が出雲の国、肥の川上にさしかかると、嘆き悲しむ老夫婦と娘に出会い、その訳を尋ねると「身は一つにして頭が八岐に尾が八つ、長さ百丈余りの大蛇がおり、毎年一人ずつ娘を喰い、最後の末娘が稲田姫と言い、やがて大蛇に取られるので泣いているのだ」と言います。命は大蛇を退治する約束をし、毒酒を作らせ、大蛇が飲み酔い伏した所を見事に退治します。その時、大蛇の尾から一振りの宝剣を得られます。この剣は天叢雲剣と名付けられ天照大御神に捧げられたという神楽です。

 

第44回「とよひら神楽競演大会」
① 四方祓い(戸谷神楽団)

 

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神事系の舞で衣装は烏帽子(えぼし)、狩衣(かりぎぬ)で幣(へい)と扇を持ち東西南北の四方を舞い清めて、神々を待つ準備を整える神楽です。

 

 

第44回「とよひら神楽競演大会」
② 日本武尊(琴庄神楽団)

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人皇十二代、景光天皇の第二皇子・倭男具那命は、筑紫一円に強大な勢力を持って朝廷に背く川上梟帥(カワカミタケル)征伐の任を受けて九州へと向かいます。時あたかも川上梟帥の館では新築祝いの宴が催されていました。倭男具那命は女装してその宴に紛れ込み、川上梟帥に近付き、彼に酒を進めながら期を待ったのです。宴も佳境に入ったその時、倭男具那命は忍ばせていた剣を取り出して川上梟帥を討ち伏せました。川上梟帥は「西国において、我より強いものはいないと信じていましたが、尊こそは日本一の武勇者です。これからはどうか『日本武尊』と名乗ってください。」と言い残して絶命したのでした。

 


第44回「とよひら神楽競演大会」
③ 大江山(龍南神楽団)

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一条天皇の御代、丹波の国大江山に酒呑童子という悪鬼が、多くの手下を従えて立て籠もり、都はもとより付近一帯の村里に出没し領民を苦しめるので、時の帝は当時都の警備に当たっていた武勇の誉れ高い源頼光などにお命じになり、これを征伐せられることになりました。そこでその任を仰せつかった源頼光は、渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武など四天王の面々と、山伏修験者に変装して大江山に向かいます。当神楽では源頼光と坂田金時で登場。途中、日ごろ信心厚い住吉大明神に祈願の為立ち寄り、徳のある御神酒を授かり、山中にて都より掠われた紅葉姫に出会い岩屋に案内させて酒呑童子と酒宴をはかり、油断に乗じてこれを鎮圧します。

 


第44回「とよひら神楽競演大会」
④ 葛城山(戸谷神楽団)

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 大和の国は葛城山に年古くより住む土蜘蛛の精魂が、侍女胡蝶に化け、典薬の守からの御薬と偽り源頼光に毒を盛って差し出します。しかし正体を見破られ、伝家の宝刀「膝丸」にて一太刀浴びせられた土蜘蛛の精魂は葛城山に逃げ込みます。源頼光は我が身を救った宝刀膝丸の剣を「蜘蛛切丸」と改め、四天王にこの刀を授け、土蜘蛛征伐を命じます。四天王は土蜘蛛の流血の跡を追い葛城山へたどり着き、激闘の末、土蜘蛛を退治するという物語です。

 


第44回「とよひら神楽競演大会」
⑤ 紅葉狩(今吉田神楽団)

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 武勇の誉れ高い中納言平維持は紅葉狩りの最中、戸隠山へと踏入り道に迷います。里路を探している途中、紅葉を眺め楽しんでいる美女に化けた鬼神に、酒宴の席に引き入られて酔い伏してしまいますが、時に八幡大菩薩が夢に現れて鬼神であることを告げて太刀を授けられます。維持は覚めて激闘の末、戸隠山の鬼女を退治するという物語です。

 


第44回「とよひら神楽競演大会」
⑥ 天神(上石神楽団)

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 菅原道真は、宇田天皇の御信任を受けて目覚ましい栄進を遂げ、右大臣まで上り、(901年)正月7日には従二位に叙せられ破格の出世をしました。宮廷に於ける実力者たちはそれを快く思っておらず、左大臣藤原時平や伴大納言の讒言により、道真は九州大宰府へと流されます。以来悶々の情のやり場もなく、ついに敵を報ずるために都に上り、めでたく奸賊を討ち取る物語です。  「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」 この歌は、西国に旅立つ時に歌われたと言われています。

 


 第44回「とよひら神楽競演大会」
⑦ 葛城山(西宗神楽団)

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大和の国葛城山に古くから住んでいたという土蜘蛛の精魂は、朝廷に従わず世を乱し抵抗を続けていました。時の朝廷に仕える源頼光が重い病気にかかり、侍女・胡蝶に典薬の神から薬をもらい受けるように申し付けたのを聞きつけた土蜘蛛の精魂は、胡蝶を襲い典薬の薬を毒薬にすり替え、頼光に飲ませ殺そうとします。しかし、頼光の枕元にあった伝家の宝刀「膝丸」の威徳によって土蜘蛛の精魂は手傷を負い、葛城山へと逃げ失せます。頼光はその太刀を「蜘蛛切丸」と改めて四天王に授け、葛城山の土蜘蛛征伐を命じます。四天王は土蜘蛛の流血のあとを追って、ついに葛城山にたどり着き、激闘の末、めでたく土蜘蛛を退治するという物語です。

 

 第44回「とよひら神楽競演大会」
⑧ 熊襲(吉木神楽団)

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人皇十二代、景行天皇の第二の皇子、倭男具那命は、九州で強大な勢力を持ち大和王権に背く熊襲建兄弟の征伐の勅命を受け、九州へ向かいます。熊襲の地では建兄弟の館の新築祝いの宴が開かれており、そのことを知った命は、伊勢神宮を司る伯母・倭姫から渡された女の着物を着て髪を降ろし、女装して一本の短刀を持って館へ忍び込みます。宴も佳境を超えたころ、忍ばせていた短刀を切りかかる命に、為す術もなく打ち伏せられる建兄弟ですが、その死の間際、「あなたこそが日ノ本一の勇者です。これからは日本武尊と名乗ってください。」と言葉を残し絶命するという物語です。

 

 第44回「とよひら神楽競演大会」
⑨ 塵倫(中原神楽団)

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人皇十四代仲哀天皇の御代、異国より日本征伐を企て数千の軍勢が攻めてきましたが、その中に塵倫という身に翼があり、雲に乗り空を神通自在に飛び回る大将軍がおり、国々村々を荒らしまわり多くの官軍を攻め滅ぼしました。そこで天皇は天照大神の御神徳と神変不思議の弓矢の威徳を持って高麻呂を従えて塵倫に立ち向かいます。激しい戦いの末、天皇が射た弓が命中し塵倫を退治しました。これにより日本の国の危機を救い、天下泰平、国家安全な世を造り上げた仲哀天皇を称える神楽です。

 

第44回「とよひら神楽競演大会」
⑩羅生門(阿坂神楽団)

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舞台は丹波の国、大江山から始まります。渡辺綱に羅生門で左の腕を切り落とされた茨木童子の哀れな姿をみた酒呑童子は、手下共を一挙に集め左の腕を取り返すため綱の館に向かいます。綱は源頼光に羅生門での戦いの様子を報告すると、頼光はその腕が災いを起こす恐れがあるので七日間の物忌を命じ、左の腕を見張るように言い付けます。腕を取り返すために酒呑童子は、綱の乳母・白妙に化け、綱に腕を見せるよう頼みますが、腕が災いを起こす恐れがあるので見せることはできないと断られてしまいます。次第に本性を現しながら左の腕を取り返そうとしますが、またもや綱に阻まれてしまいます。戦いの末、左の腕を取り返した酒呑童子たちは一瞬にして大江山に帰っていき、綱は勅命を仰ぎ、大江山へ酒呑童子征伐に向かう決意をするという物語です。

 

 第44回「とよひら神楽競演大会」
⑪大和葛城(宮乃木神楽団)

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神武天皇の時代、身丈が低くて手足が長い土蜘蛛と呼ばれる氏族がいましたが、天皇の軍は葛で作った綱を使い彼らを征伐したといいます。これが葛城の語源です。この時征伐された土蜘蛛が精魂となり、平安の都の守、源頼光に妖術をかけて病におとしいれ、土蜘蛛がとどめをさそうとして襲ってきます。頼光は脇差の膝丸を抜いていったん撃退し、これよりこの脇差を蜘蛛斬丸と名を改めます。そして頼光率いる討伐隊は土蜘蛛退治へと向かい、見事討ち取ります。

 

第27回「千代田神楽競演大会」
板蓋宮(中川戸神楽団)

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 6世紀(641年)頃に入ると、反乱や豪族同士の争いが多くなり、中でも蘇我氏が物部氏を滅ぼすとその勢力は朝廷と並ぶほどの強大なものとなりました。特に聖徳太子の在世中は朝廷に協力的だった蘇我氏も、太子が亡くなると政治の実権を握り、横暴さを増し、あたり一円を思うままにして民を苦しめていました。その中心人物が蘇我入鹿でした。そして蘇我一族の横暴を阻止するために立ち上がった、中大兄皇子(後の天智天皇)中臣鎌足(後の藤原鎌足)は力を合わせて入鹿を討つことに成功します。その場所となったのが「飛鳥・板蓋宮太極殿」と言われています。【追補】なお、中川戸神楽団が演じるこの「板蓋宮」というオリジナル舞は、旧舞にある「大化の改新」を基にはしてありますが、舞曲「入鹿」の記述を参考にもしています。つまり、「入鹿は逆臣ながら『大通力の人にて3年の事を兼ねて知る』者である。また、中大兄皇子らによって討ち落とされた入鹿の首は、尚もあたりに害を及ぼそうと幾度も躍り上がったり、御簾に食らいついたりした」というくだりを、中川戸神楽団独自のアイディアを盛り込んで、新舞に仕立てたものです。

 

 第27回「千代田神楽競演大会」
鍾馗砂庭神楽団

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須佐之男命がその昔、唐の国へ渡った時、自らを鍾馗大神と名乗り、虚耗という悪人を退治しました。その後、その怨念を抱く眷族が、大疫神となって、我が国に攻め込んできました。それを聞いた鍾馗大神は、大疫神を退治しようと左手には悪人の姿を映す茅の輪、右手には十束の剣を持ち、これに立ち向かう。この大疫神は、春の疫病、夏の虐病、秋の血腹、冬の咳病などと、一切の病の司であり、「国々村々を駆け巡り、かまどかまどに押し入って、幼き者は捻りつぶし、年老いたる者は掴みし、また血気盛んなる者と見た時は五臓六腑に分け入って、肝のたばねを食いちぎり、大日本の神国をひとたび魔国となさいでおくべきか」と広言し改め立てて来るが、須佐之男命は茅の輪と十束の剣の威徳を持って、見事大疫神を退治するという物語です。

 

第27回「千代田神楽競演大会」
③戻り橋(後編)(曙神楽団)

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 京の戻り橋で、渡辺綱は茨木童子の左の腕を切り取り持ち帰りました。腕を切り落とされた茨木童子を哀れと思った酒呑童子は、茨木童子の左の腕を取り返す為、綱の乳母・白妙を殺し白妙へと身を変え、綱の屋敷へ乗り込みます。首尾よく綱を騙して左の腕を取り返した酒呑童子は、茨木童子を呼び出し左の腕を取りつけます。酒呑童子に立ち向かった綱は水火の魔術をかけられ倒れるも、石清水八幡宮の神のお告げにより駆け付けた源頼光に助けられ童子と戦います。しかし、酒呑童子は虚空飛天の妖術を使い大江山へと飛び去っていくとゆう物語です。

 

 第27回神楽の里「千代田神楽競演大会」
④伊吹山(本地中組神楽団)

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 第十二代景行天皇の皇子日本武尊は、父天皇の勅命を受け、西に熊襲を討ち、東に蝦夷を鎮めました。その途中、相模の国走り水で海難に逢いますが武の后、弟橘姫は海神の怒りを鎮めるべく身を海中へと投げ出し武の危難を救います。伊勢の国で戦いの疲れを癒していたところへ、さらなる勅命を受けます。近江の国伊吹山に大悪神なる者が立てこもり、朝廷にそむき庶民を苦しめている。この鬼人を速やかに討ち平らげよというものでした。この勅命を受け近江の国に向かいますが、霊力を持つ草薙剣は無く、猛毒を吹きかける大悪神と戦い、激戦の末これを討ち取ります。その後大和への道をたどるもすでに遅く、武は悪神の毒に犯されその生涯を閉じるのです。

 

第27回神楽の里「千代田神楽競演大会」
⑤鈴鹿山山王神楽団)※特別出演

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鎮守府将軍坂野上田村麻呂は第五十代の帝、桓武天皇の勅命を受け、摂州鈴鹿山の鬼人征伐に向かいます。鬼人の頭犬神丸は、手下夜叉丸を和田の里に遣わし、和田の翁のあやめ姫をとりさらいます。折しも鈴鹿山に向かう田村麻呂によって、あやめ姫は助けられます。夜叉丸は立ち合いの後、力及ばず田村麻呂に降伏し家臣となって鬼人の住む岩谷へ導き、合戦の末、めでたく犬神丸を征服します。

 

 第27回「千代田神楽競演大会」
⑥八岐大蛇(有田神楽団

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この物語は、古事記上巻中の神話を骨子として神楽化したものです。その由来は、高天原を追われた素戔嗚尊が、出雲の簸の川の川上で嘆き悲しんでいる足名椎、手名椎、櫛稲田姫に出逢いその訳を聞きます。尊は大蛇退治を決意すると、やがてたなびく叢雲に乗って現れた大蛇に樽酒を飲ませ、酔い伏して眠った大蛇を大格闘の末退治します。この時、大蛇の尾から出てきた剣を尊は、天叢雲剣と名付けて天照大神に捧げ、めでたく櫛稲田姫と結婚するという物語です。

 

第27回神楽の里「千代田神楽競演大会」
⑦滝夜叉姫(上本地神楽団)

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平安時代中期、天慶の乱において平貞盛、藤原秀郷により無念の最期をとげた平将門の娘五月姫は父将門の無念を晴らさんと貴船の社に祈願をかけ、その満願の日、貴船の神より妖術を授かり、名を滝夜叉姫と改めます。その後、下総は猿島の地において、多くの手下を従えて反乱を企てます。朝廷により勅命を受けた大宅中将光圀は山城光成とともに、下総に向かい陰陽の術をもってこれを征伐するという物語です。

 

第27回神楽の里「千代田神楽競演大会」
⑧土蜘蛛(八重西神楽団

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大和の国に年古くより住む土蜘蛛の精魂が、胡蝶という美しい侍女に身を変え、典薬守からの使いと偽って、病気の源頼光に飲ませる薬に毒を盛って差出します。しかし、正体を見破られ、伝家の宝刀「膝丸」で一太刀浴びせられた土蜘蛛の精魂は、葛城山へと逃げ込みます。頼光は、我が身を救った宝刀膝丸の剣を「蜘蛛切丸」と改め、四天王にこの刀を授け、土蜘蛛征伐を命じます。四天王は、土蜘蛛の繰り出す妖術と応戦しながら精魂を退治するという物語です。

 

第27回神楽の里「千代田神楽競演大会」
⑨安珍清姫(春木神楽団)※特別出演

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時は醍醐天皇の時代の頃。奥州白河より熊野に参詣に来た安珍とゆう僧がいました。真砂庄司の娘・清姫は宿を借りた安珍を見て一目惚れをすます。安珍は参拝中の身としてそのように迫られても困る。帰りにはきっと立ち寄ると騙し、参拝後は立ち寄ることなく行ってしまいました。騙されたことを知った清姫は怒り、裸足で追いかけ、安珍に追いつくが、安珍は再開を喜ぶどころか、別人だと嘘に嘘を重ねます。清姫の怒りは天を衝き、ついに蛇身に化けます。安珍は道成寺に逃げ込み梵鐘を下してもらいその中に隠れました。しかし清姫は鐘に巻き付き鐘共々安珍を焼き殺しまし、清姫はその後自害するという物語です。

 

平成二六年度「芸北神楽研究発表会」
①十羅刹女(田尾組神楽団)

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② 「十羅刹女 鏡の島は高くとも ただ寄せくるは 沖の白波」 ③ 悪鬼彦羽根が我が国に攻め込んだ時、須佐之男命の末娘十羅刹女が駆けつけ退治するという物語。神楽には珍しく女同志の対決で非力ゆえ何度も切り刻む所作が壮絶です。長年、廃曲となっておりましたが、複曲しました。十羅刹女の豊色な舞踊をお楽しみ下さい。

 

 

平成二六年度「芸北神楽研究発表会」
②磐戸(苅屋形神楽団)

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御弟須佐之男命の乱業に怒り給うた天照大御神は、天の磐戸へとお隠れになってしまいました。そのため高天原は暗闇になり、悪がはびこる不穏な世の中となってしまいました。これを憂えた天兒屋根命は、天太玉命をはじめ多くの神々と相談の末、天の香具山の真賢木を持ち来て磐戸の前に据え置き、これに種々の神器を飾り、天宇津女命に面白おかしく舞を舞わせ、神々がこれをにぎやかに囃し立てました。天照大御神が何事だろうと磐戸の扉を少しお開きになったところを、ここぞとばかりに大手力男命が満身に力を込めてこれを押し開きました。こうして天照大御神をお迎えした高天原は、再び平和を取り戻したという物語です。